REFLECTIONS

ガラスの中の、自分の新幹線

乗っている列車の姿は、窓からは見えません。でも沿線のビルや工場のガラスには、ほんの数秒、映ることがあります。

反射鉄の車窓

写真:新幹線の窓(大崎ガーデンタワー) (c)Disney

WHAT IS IT

ガラスは、窓の外の鏡

品川を出て約1分、第一三共 品川研究開発センターの低い階のガラスに横一列に映る新幹線
品川を出て約1分、第一三共 品川研究開発センター(A席側) / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney

写真のガラスの下のほう、横一列に並ぶ青い車体が、撮った人の乗っている列車です。鉄道ファンのあいだで「反射鉄」と呼ばれる楽しみ方で、線路のすぐそばにガラスの多い建物があると、こうして映ることがあります。乗りながら、自分の乗っている列車を撮れる。乗り鉄と撮り鉄を一度に楽しめるのも、反射鉄のおもしろさだと思っています。東海道で実際に映った場所を、見る側の窓と一緒に紹介します。

補足:このページの昼の写真に映っているのは、どれもディズニー塗装の「Sparkling Dreams Shinkansen」です。

TWO KINDS

映る場所は、2種類

駅の近くのビル

有楽町・東京〜品川・品川の先・新横浜・名古屋・京都

発車と到着の前後で、速度が60〜70km/hほどに落ちている区間です(新横浜は加速中で約160km/h)。線路際にガラスの多い建物が並び、品川の先では約13秒のあいだに2棟続けて映りました。

工場・事業所

ポーラ袋井工場・フジテック

線路と平行に長いガラス面があり、手前が開けている建物です。150〜250km/hで走っていても、ガラスの端から端まで列車が一直線に映ります。一瞬なので、場所を先に知っておくのがコツです。

QUICK LIST

乗りながら見る、早見表

撮影した向きの見どきです。時刻は各駅に停まるこだまで測った目安です。

場所席見どき
01 有楽町マルイA席側新大阪行き:東京を出て約1分
02 東京〜品川(夜)E席側東京行き:品川〜東京のあいだ
03 品川の先A席側新大阪行き:品川を出て約1分
04 新横浜の先A席側新大阪行き:新横浜を出て約1分
05 ポーラ袋井工場A席側新大阪行き:掛川を出て約2分半
06 名古屋駅の前後A席側新大阪行き:名古屋に着く直前と、出てすぐ
07 フジテックE席側東京行き:米原に着く約2分前
08 京都コンピュータ学院E席側東京行き:京都に着く直前

TOKYO → SHIN-OSAKA

東京から新大阪、沿線の鏡

新大阪行きの順に並べました。東京行きでは順番が逆でも、A席・E席の側は同じです。

東京 → 品川A席側東京駅から約0.8km撮影時 約66km/h

有楽町マルイ

発車してすぐ、最初の鏡

有楽町マルイの、カフェが入る階の横長のガラスに映る新幹線
カフェが入る階の、横長のガラスに / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney

東京駅を出て約1分、有楽町を過ぎるあたりのA席側。有楽町マルイの、カフェが入る階の横長のガラスに、通り過ぎる列車がそのまま映ります。まだ速度が低く、最初に試しやすい1か所です。

新大阪行きで撮影:東京を出て約1分

東京 → 品川E席側区間のあちこち夜

東京〜品川のE席側

夜は、窓の明かりがつづけて映る

夜、線路際のビルのガラスに流れる新幹線の窓の明かりの列
ビルのガラスに、窓の明かりの列 / 写真:michikusa(2026-07-12)
夜の街並み。左のビルの下のほうのガラスに映る新幹線の窓の明かり
左のビルの下のほうに、明かりの列 / 写真:michikusa(2026-07-12)
動画:品川〜東京の夜景をE席から(この動画はディズニー塗装の編成) / michikusa

東京と品川のあいだのE席側は、線路際にガラスの多いビルが続き、列車が映る場所がいくつも連続します。夜は、車内の明かりが点の列になってガラスの中を流れていきます。写真はそのごく一部で、ふだんの車体の新幹線です。

東京行きで撮影:品川を出て、東京に着くまでのあいだ

品川 → 新横浜A席側品川駅から約1.5km

第一三共 品川研究開発センターと大崎ガーデンタワー

動き出してすぐ、2棟つづけて

第一三共 品川研究開発センターのガラスに映る新幹線
第一三共 品川研究開発センター / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney
大崎ガーデンタワーのガラスに横一列に映る新幹線
約13秒後、大崎ガーデンタワー / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney
動画:品川駅を出てすぐ、ビルのガラスに映る新幹線 / michikusa

品川を出て約1分、A席側。まず第一三共の品川研究開発センター、約13秒後に大崎ガーデンタワーと、ガラス張りのビルが続きます。どちらも低い階のガラスに、列車が横一列に映ります。

新大阪行きで撮影:品川を出て約1分

新横浜 → 小田原A席側新横浜駅から約1.6km撮影時 約160km/h

新横浜の先の低いビル

加速のさなか、横長の窓に

新横浜を出て約1分、線路脇の建物の横長のガラスに映る新幹線
下の段のガラスに、流れる車体 / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney

新横浜を出て1分ほど、駅から約1.6km先のA席側。線路脇に横長の窓が段になって並ぶ建物があり、下の段のガラスに車体が流れます。加速している途中なので、映るのは数秒です。建物の名前は確認中です。

新大阪行きで撮影:新横浜を出て約1分

掛川 → 浜松A席側掛川駅から約5.6km撮影時 約250km/h

ポーラ化成工業 袋井工場

長いガラスに、端から端まで

芝生の奥に横長の工場。長いガラス面の下のほうに新幹線が一直線に映る
全体。芝生と植え込みの奥の、長いガラス / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney
ポーラ袋井工場のガラスの下のほうに映る青い車体の拡大
拡大。ガラスの下のほうに青い車体 / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney
動画:POLA袋井工場に映るディズニー新幹線 / michikusa

掛川を過ぎて袋井のあたり、A席側に白く横長の工場が現れます。手前は芝生と植え込み。その奥のガラスの下のほうに、列車が端から端まで一直線に映ります。約250km/hで通るので一瞬です。

新大阪行きでは約10秒後に、同じA席側で大塚製薬の工場(POCARI SWEATの文字)が続きます。東京行きなら、大塚製薬の工場を過ぎて約10秒後です。

新大阪行きで撮影:掛川を出て約2分半

三河安城 → 名古屋 → 岐阜羽島A席側名古屋駅の前後 約0.3km撮影時 約56〜70km/h

名古屋駅の前後

着く直前と、出てすぐ

名古屋に着く直前、縦長の窓が並ぶビルのガラスに映る新幹線
着く直前。縦長の窓の下のほうに車体 / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney
名古屋を出てすぐ、線路際の建物のガラスに映る新幹線
出てすぐ。線路際の建物のガラスに車体 / 写真:michikusa(2026-09-19) (c)Disney

名古屋駅の前後は、A席側の線路際にガラスの多い建物が並びます。着く直前は、縦長の窓が並ぶビルに、減速しながら入っていく列車が映ります。ガラスの上のほうには、線路の反対側にある「名古屋鉄道」の文字も裏返しで映っています。出てすぐは、線路際の建物のガラスに車体の絵柄までくっきり映りました。

新大阪行きで撮影:名古屋に着く直前と、出てすぐ

米原 → 京都E席側米原駅から約2.1km撮影時 約150km/h

フジテック Big Wing

研究塔のとなり、長いガラス

「世界のFUJITEC」の建物と研究塔。建物の長いガラスに新幹線が映る
全体。右が研究塔 / 写真:michikusa(2026-08-16) (c)Disney
「世界のFUJITEC」の下のガラスに横一列に映る青い車体の拡大
拡大。文字の下のガラスに青い車体 / 写真:michikusa(2026-08-16) (c)Disney
動画:フジテック Big Wingに映るディズニー新幹線 / michikusa

高さ170mのエレベータ研究塔で知られる、フジテックのBig Wing(滋賀県彦根市)。研究塔の京都寄りにある、「世界のFUJITEC」の文字を掲げた建物の長いガラスに、青い車体が横一列に映ります。新大阪行きは研究塔の横を過ぎた直後、東京行きは研究塔の横に来る少し前が目安です。

東京行きで撮影:米原に着く約2分前

京都 → 新大阪E席側京都駅から約0.6km撮影時 約66km/h

京都コンピュータ学院 京都駅前校

アーチの窓に、青い車体

京都コンピュータ学院の縦長のアーチ窓の上のほうに映る青い車体
アーチ窓の上のほう、電線と重なる高さに / 写真:michikusa(2026-08-16) (c)Disney

京都駅の西、E席側。「京都コンピュータ学院」の文字が入った白い校舎の、縦長のアーチ窓の上のほうに列車が映ります。反対のA席側に東寺の五重塔が見えるのと、ほぼ同じあたりです。

東京行きで撮影:京都に着く直前

HOW TO

撮るなら

  1. 動画で撮るのがおすすめです。ガラスの中を新幹線が走っていく様子は、写真より動画のほうが楽しめます。気に入った瞬間は、あとから止めて写真にもできます。このページの写真の多くも、動画から切り出したものです。
  2. レンズを窓に近づけて、車内の映り込みを減らす。
  3. 晴れの日でなくても映ります。ここに載せた写真は、どれも雲の多い日に撮ったものです。
  4. 撮るのは自分の席から。通路やデッキをふさがず、映った建物の中の人や部屋は写し込まないようにしましょう。